大阪社労士会が主催する年金研修を受けております。年金相談員も目指しております。 今月は障害年金がテーマでした。 昨年9月から実務に携わる私ですが、どんなに勉強しても細かい点で 気を付けないといけないことが多々あるなぁと実感致しました。 知らないと気を付けることすら難しいので、勉強をおろそかにすることは出来ません! 印象的だった講師の言葉を書きとめます。 1.どんな複雑な案件も基本が絡み合ったものであるから、 一つ一つほぐしていけば、解決の道は開ける! 2.業務に携わる社労士は、基本はもちろん網羅しなければならないし、 さらに情報をアップデートし続けなければならない! 3.客観と主観 眼で見てわかるご病気、医師の証明が取れる初診日など客観的な証拠揃いの申請と 精神などの眼で見て判断できない、ご本人の訴えでもしかしたら病名が変わってくることも あるご病気、どの症状で受診した日がそのご病気の初診日なのかはっきりしない、 そんな主観要素の強い申請と2種類あるんだよなぁ。 4.最後は「人」 障害年金の申請では、いろんな要素が絡み合った複雑な案件や、主観要素が強くて すぱすぱ割り切れない案件など難しい局面にぶつかることもある。もちろん最終的には 客観的証拠が認定の決め手になるけれど、申請や更に受給に至るかどうかには 人(請求者および代理人)の情熱・(利他の)想いも大きく関わってくる。
最後の言葉を先生からの励ましと受け止め、これからもお客様に全力で寄り添っていきます。
そして、情報のアップデート。2025年に向けて改正の検討が始まりました。
https://kumanichi.com/articles/759221
厚生年金加入者と国民年金加入者で障害等級の幅も年金額も大きく変わってくる障害年金。 しかも初診日時点でどちらに加入しているかが問われます。 例えばたまたま初診日前後だけ厚生年金に加入していた方(それ以外はすべて国民年金)と たまたま初診日前後だけ国民年金に加入していた方(それ以外はすべて厚生年金)で明暗が わかれるのは不公平ではないか。制度を見直す議論が始まりました。 2級でも月額6万5千円ほどの障害基礎年金。これだけで暮らしていくのは不可能です。 (さらに、基礎年金額は今後10年~20年で5万円台まで下がっていく見込み。) 保険料を納めてきた方には障害厚生年金の受給が認められ、受給者の経済事情が改善することを願います。
南大阪・堺で障害年金申請でお困りの方
どうぞお気軽にクレール社労士事務所までご相談ください。