市川沙央さんの受賞作品「ハンチバック」を読みました。
自らを「せむし」と表現し、性への関心を通して自嘲気味に自身の境遇を分析する主人公。
如実な重度障がい者の生活描写と、冷静でコミカルな健常者への批判が胸に刺さりました。
読書バリアフリーという言葉を記者会見で仰っていましたが、
まさに自分も新聞も本も紙がいいわ💛と思っていた部類の人間です。
まだまだ「寄り添う」には程遠い状況だと痛感しました。
是非支援者の皆さんにもお読みいただきたい一冊です。
ハンチバックとはせむしのこと。読み終わってから知りました。