卵巣癌の再発・転移で請求した事例

50代女性                                                             傷病名 卵巣癌
事後重症請求 障害基礎年金2級

地域の社会福祉協議会よりご相談を受け、代理請求をお引き受けしました。

ご相談をいただいたときにはすでに肺に転移しており、
抗がん剤治療を途中まで受けられたものの効果の小ささから
すでに治療をやめておられました。
経済的理由でパートを辞められず無理を続けておられましたが、
遂にそれも叶わなくなり退職されたタイミングで医師に
診断書の作成を依頼しました。

医師は診断書作成を快諾。余命は半年から1年と宣告されていたにも関わらず、
診断書で最も重要な「一般状態区分(その他診断書項番⑫)」はイ。
とても2級に認められそうもなく、診断書の修正を依頼するつもりでいましたが、
ご相談者様ご自身が年金請求を諦めてしまいました。

ご病気だけでも辛いのに、経済的な不安も強まり、
ご家族ともに大変だったのではないかと思います。

時々様子伺いのご連絡をする期間が続きましたが、しばらくすると再度挑戦したいとの
ご希望があり、事前に「一般状態区分」についての医師のお考えを伺った上で2回目の
診断書作成依頼を出しました。

「一般状態区分」はエで一安心。
抗がん剤治療を続けなかった理由も書面上で丁寧に説明し、無事2級決定を得ました。
ご本人もとても安心された様子で、頑張って生きますと仰ってくださいました。
終始気丈なお姿に感服するばかりの私でした。
ご家族のためにも一日でも長く生きていただきたいです。

南大阪・堺で障害年金申請でお困りの方
誠心誠意対応いたします。
クレール社労士事務所までご相談ください。

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