若年性アルツハイマー病で請求した事例【共済年金】

60歳男性                                                              傷病名 早発性アルツハイマー型認知症                                       認定日遡及認定日遡及請求 障害厚生年金2級

認知症専門のクリニックの医師よりご紹介を受けたお客様でした。
以前より職場では様々は症状が現れており、異動、業務内容変更など
周囲の協力を得ながら定年退職まで仕事を続けられたお客様でした。

職場では多数の問題が発生していた半面、
ご自宅では大黒柱としての責任感からか習慣化された日常生活のせいか
大きな問題なくお過ごしだっため、ご家族の中で病気の罹患、進行について
真剣にとらえられてはいないようでした。

ご紹介時点ではまだご在職中だったため、退職後の傷病手当金利用について
ご家族にご説明し、当面の生活費を確保していただいた上で障害年金の請求
準備にとりかかりました。共済加入のため、独自ルールの確認など
ご説明は慎重に行いました。

書類作成にあたり、生活面での情報が少なく、本当のお困りごとを
把握するためには職場の方の情報が欠かせない状況でした。
職場の同僚、上司の方々にお願いして
これまでの経緯をお伺いするところから代理業務がスタ―ト。
伺った内容を、医師に伝え、実態を診断書に盛り込んでもらうことができました。

年金についても共済のご担当者とお電話でやり取りを重ね
請求方法、年金見込み額などを確認しながら手続きを進めました。

結果は障害厚生年金2級。5年分の遡及もあったため、ご家族の生活費、お子様の
教育費の心配は多少なりとも和らげることができたのではないかと思います。

さらに、福祉サービスの事業所とおつなぎすることにより、定年退職後ご自宅に
こもりっぱなしだったお客様が毎日のように外出されているご様子。
ご家族以外との交流をもちいきいきとしたご表情で過ごされるご様子をうかがう
のは何よりも嬉しいことです。ご家族も安心して仕事に出られることでしょう。

障害年金の請求に加え、関連する他の社会保険制度、福祉サービス利用についても
ご相談を受けております。

南大阪・堺で障害年金申請でお困りの方
どうぞお気軽にクレール社労士事務所までご相談ください。

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です